今の生活を変えたいから「投資をしなきゃ」と思っているけどなかなか一歩を踏み出せなくて迷っている人は、どんどん貧しくなる理由と、株やFX投資、貯蓄型保険、養老年金などの投資でしくじりまくって人生終わりかけた「やっていはいけないダメな実例」と、ストレス小で失敗しない確率大のユルい投資方法をお伝えします。
万人向けな投資の最適解がある
ぶっちゃけ、今日本で普通の人が投資をやろうとするなら最適解はほぼ出ています。
- 積み立てNISAを始める
- 手数料(信託報酬)0.15%以下の世界かアメリカの株の指数に連動するインデックス商品を選ぶ
- 毎年40万円を月払いで積み立てる(ドルコスト平均法)
- 〇〇ショックなどの暴落も気にせず機械的に積み立てを続ける
この運用をできるだけ早く始めていれば、気づいたら小金持ちになっているはずです。
投資の本はむずかしい投資方法を勧めてきます。
でもいまもっともかんたんに、しかも失敗の可能性の低い投資の最適解は上記に上げた方法です。
それを実践した上で余剰資金があればさらに同じ商品を余分に買い増せばOKです。
kotaの黒歴史
どうも人間は30代になると「貯金だけでなく、投資をやらなきゃ病」にかかるようです。
著者も30代にしっかりとこの投資病にかかり資産を増やすどころか、家族に打ち明けられないほどの損害を家計に与えました(汗)

たぶんバレたら刺されるレベル⚡
もちろん適正なリスクをとって投資をしていれば損害どころか大きな財産を築くことができたかもしれません。
当時の私はいきあたりばったりの投資?をしていました。
個別株に投資
- 選んだ会社によっては数倍から数十倍に株価が跳ね上がる
- 配当金が年1〜2回入る
- 株主優待がもらえる
- 会社が潰れれば株は紙切れ同然
- 株価が右肩下がりになれば一生含み損
株式投資の王道の個別の企業の株を買う投資ですが、あくまで企業の業績や将来性、財務諸表を読みこなせる投資上級者の投資です。
著者は「なんとなく有名企業だから、最近良くCMをやっているから」などの雰囲気で購入していました。

世にいう「雰囲気投資」やな笑
案の定ちょっと株価が下がると狼狽売り(損に耐えきれない)を重ねておおきな損害をだしました。
流行りのFXをやってみた
個別株と同時にはじめたFX(外貨証拠金取引)でも毎日の為替の上下に心身を削られておなじく敗退。
少しの利益をコツコツ確定していけばかんたんにお金が増えると考えていましたが、ときおり来る為替の大きな変動で大きな損失を出しました。

コイツ(著者)のチャレンジ精神だけは認めたるわ。残念なのは成果どころか損失を膨らませてるとこやけど(笑)
個別株と同様に家計に大きな損害を与えました。
20年払い続けた貯蓄型生命保険を中途解約
よくある入院保障、死亡保障に加えて、貯蓄機能まである「全部入り」の生命保険です。
20代の頃から毎月12000円を20年支払ってきましたが、40代になり毎月の負担額が厳しくなって、解約して貯蓄部分が戻ってきましたが、中途解約なので元本割れ。
またしても一家の資産をマイナスにしました。

ちなみに先日も個人年金保険も
解約して10数万円の払い損確定…
リスクをとらないリスク
著者のようによく分からないものに投資をしたり、自分のリスク許容度を超えた投資をすると投資に負ける確率がグンっと増えます。
しかしこれからの時代は、投資をしている人としていない人の経済格差はひらくばかりです。
適正なリスクをとって、忘れてしまうくらいのユル投資が投資で数々の失敗をしてたどり着いた答えです。

それにしても高すぎる勉強代。
はよ気付けや…
- 給料が上がらない
- 物価や税金は上がっている
- お金の価値は下がる
- 貯金ではお金は増えない
- リスクをとらないリスク
1給料が上がらない国ニッポン
日本人の給料は長いあいだ上がっていません。
それどころか平均で下がっています。これって世界的に見ても珍しい国なんです。
世界的に先進国だけでなく多くの新興国でさえ平均給与は上がっているんです。
ものやインフラは豊かになっているはずなのになぜか給料は上がらない国ニッポン。
- 米国 6万9千ドル
- アイスランド 6万7千ドル
- ルクセンブルク 6万5千ドル
- スイス 6万4千ドル
- オランダ 5万8千ドル
ず〜っと下って
22.日本 3万8千ドル…

アンビリーバボーやわ(泣)
2世界でも稀なデフレの国ニッポン
マクドナルドのビックマックの国別の価格
- ベネズエラ 8,3ドル
- スイス 7,0ドル
- ノルウェー 6,3ドル
- スウェーデン 6,2ドル
- 米国 5,6ドル
ず〜と下の
31ニッポン 3,55ドル
コロナ前には多くの外国人の観光客が日本に来ていました。
それは日本がほかの観光国に比べて物価が安いからというのも大きな理由でした。
身近な税金は上がっている
給与は上がっていないのに、消費税は5→8→10%に上がり、酒税やタバコ税も上がっています。

40年前にオトンのマイルドセブン(たばこ)は220円だったけど、いまメビウス(たばこ)500円くらい?するもんな(汗)
イコール私たちの生活は貧しくなっているという事です。
3結果としてお金の価値は下がる
毎年のように砂糖や小麦粉、油が平均〇〇%値上げのニュースで報道されてますね。
つまり、同じ100えんでも10年前に買えたものが、いまでは買えない、または少ない量しか手に入れられません。

値段は変わらんけど量が減っているのを
「ステルス値上げ」ってゆうんやって
そもそも政府が政策として年に2%のインフレ(物価高)を目指しているのだから仕方ありません。

銀行にあずけてあるお金は腐らないけど
劣化してまうんや¥
4貯金でお金は増えない
もう何年も日本はゼロ金利で、銀行の定期預金に100万円を1年間預けても利息はいいとこ数百円から千円くらいでしょうか。
私の親の世代は100万円銀行に預けたら年に3〜7万円も利息が付いてました。3〜7%って、今の株式の期待リターンですからね(汗)
しかもノーリスクで(笑)
いい時代があったもんです。
5リスクをとらないリスク
今の時代は給料がほとんどの増えないのに物価や税金が上がって、銀行にコツコツ貯めた貯金も年々お金の価値を下げていく時代です。
そして物価の上昇にともなって株式は唯一いっしょに上昇する資産と言われています。

物価が上がれば株を発行している企業の商品の価格もあがるから売上も上がる⤴結果として株価も上がる仕組みだ!
投資しないとまずいの?
ここで言う「投資」とは主に株式や債権を主体としたリスク資産です。
そもそもリスクとは
リスクのイメージは「危険」「ギャンブル」「お金を溶かす」といった悪いイメージを想像しませんか?
しかし、リスク=デンジャー(危険)ではなく、リスクは振れ幅のことを言います。
リスク大とリスク小を比較すると
リスクが大きいとは上がったり下がったりの大波小波がザップンザップンというイメージ。
リスクが少ないとは穏やかな海…良くも悪くも波の上下は少ないです。
じつは現金もリスク資産です
ボーナス時期になると街頭で「ボーナスの使い道」を尋ねているニュースがよく流れます。
そして毎年圧倒的に多いのが「貯金」です。
しごくまっとうな答えだと私も思いますし、多くの人が納得する答えです。
でも大した利息もつかない銀行や郵便局に「元本保証」という目的のために貯金しているだけではマズイです。
預けた金額は減りませんが、お金の価値は物価の上昇とともに目減りしていくからです。
貯めてきた大事なお金に強く大きくなってもらうためにリスク資産という行き先にいままで貯金していたお金の数%でも旅をさせましょう。
いつか大きなリターンを産んでくれる金の鶏にするために。

でもみんなが頑張って稼いだ大事なお金やから少しずつ大事にリスク資産に旅に出すんや。「大きなって、帰ってきてな〜」って。
でも現金も大事
投資の目的は資産を増やすためです。その資産とは結局「現金」なんです。
たとえばいまあなたの家族や親族が事故にあったり、病気になったり、災害にあったとして、即効性のある資産は?と聞かれれば間違いなく現金が最強です。
どれだけ投資商品を持っていても、もしまとまった現金の支払い義務が起きたタイミングでマイナス運用だったら泣く泣く売却して現金にしなければいけません。
中長期に見れば絶対に上がると自信をもって買っていた株や投資信託、債権もタイミングによってはマイナスになりうるからです。
自分の資産をすべてリスク商品に入れ込んでいたら、そんな悲しい選択をしなければなりません。
だからこそ一定以上の現金を貯金しておく必要もあります。
もう一度繰り返しますが、有事の際の最強資産は現金です。
現金とリスク資産の適正なバランスは年齢や家族構成、持ち家か賃貸、職業、独り身か、共働き、両親は健在、介護が必要、などで比率が変わってきます。
失敗は早めにしておく
投資をするなら早くからに越したことはありません。若いうちなら大きく失敗しても未来の稼ぐ力と期間が長いのでリカバリーが効きます。
1番避けたいのが、投資なんかやったことがないのに多額の退職金を手にした60代です。
この年代には金融機関や様々な媒体から集中攻撃的に素晴らしい(売る側にとって)投資商品の勧誘が押し寄せてきます。
例を上げると55〜60代限定の特別金利の定期預金や年金を当行で受け取りいただくと、2ヶ月に一回の受取日に〇〇を差し上げます
などなど各金融機関はまず退職間近や退職者に足を運んでもらうためにオトクなキャンペーンを実施しています。
この特別金利の定期預金や、年金支給日にもらえるプレゼント自体はオトクなものが多いのです。
それを目当てに金融機関にいくと、ニコニコした窓口のパリッと背広を着た行員さんや、ピシッと制服に身を包んだお姉さんが魅力的(売り手にとって)な投資商品をおすすめしてきます。
そして投資なんかやったことのない高齢者にとんでもない手数料のボッタクリ投信を勧めてきます。
万が一そんな商品を買ってしまったらなけなしの退職金を手数料という形でむしり取られて失敗していることにも気づかずにです。
ですから若いときに色々な投資に小さく手を出して、成功や失敗を重ねる経験は高齢になったときに大失敗をしないための投資にもなります。

大切なのは「投資をやめないこと」や。
そのためには身の程以上の投資をして手持ちの現金がなくさないこと。
大きな損失をかかえて毎日の生活に支障をきたさない程度で投資をやることや。
小さくはじめる
たとえば、いずれは買ったときの何倍になるのが分かっているから、余剰資金で一括で購入してしまう場合。
一発どんと投資をして、もしも翌日大暴落が来たら…
あと1日待っていれば…と後悔したり、
何年もマイナスの成績の口座とお付き合いしなければいけません。
そうならないためにも投資商品を何ヶ月や、何年単位でコツコツと積み立て購入するとこをオススメします。
この積み立て方法をドルコスト平均法と言いますが、国も積み立てNISAなどの優遇制度で推奨しています。
誰しも上がることを信じて自分の大事なお金を上がったり下がったりの投資商品の購入をします。
しかしいざ暴落が来ると色々な後悔や迷いがでてくるので耐えきれなくなって売ってしまったり、普段の生活にも影響が出たりもします。
そうならないためにも購入を分散してどれだけ買ったかわからないくらいにしておけば、暴落時も心の平静を保てるのです。
若いひとほど有利
投資を始めるなら早いにこしたことはありません。
若いうちに少しずつでも始めて、良いときや悪いときの経験を積むことが投資を身近なものにします。
まっとうな投資商品なら10〜15年も続けていれば含み益がかなり増えます。
少しの暴落くらいならトータル資産がマイナスになる可能性も少なくなります。
投資商品で天国と地獄に別れる
ここでは投資信託を中心にせつめいしています。
インデックス投資は最強の発明
投資を始める上で外せないのが株式です。でもどこの国のどの会社に投資すれば確実かなんてだれにも分かりません。
そこで20世紀最大の発明品なんて例えられることもあるインデックス投資の出番です。
- 少額から投資ができる
- すでに分散投資できている
- 数値がわかり易い
- 手数料が最安のものもある
少額から投資ができる
個別株は日本株だと100株単位で購入が原則なので少なくとも数万円〜数百万円の購入資金が必要です。
インデックス投資なら投資信託を買えば数百円から購入が可能です。
すでに分散投資できている
インデックス投資はそれを買うだけで複数銘柄の株を購入したことになります。
個別株のように企業が潰れたら無価値になるという可能性が限りなく少ないです。
数値がわかり易い
インデックス投資はS&P500や日経平均の指数に連動するものが多く、普段ニュースで出てくる指数が≒だと思っていればいいのでわかり易い。
手数料が最安
基本的には指数に連動する運用なので、アクティブ投資のように凄腕ファンドマネージャー多数雇ったりする必要もなく手数料等は少ないものが多いです。
インデックスでもダメな商品はある
必要以上にややこしい商品や特定のセクター(業種)に関連するものは避けましょう。
トレンドにも左右されやすいのでいいときはグァ〜⤴っと上がりますが、落ち始めると歯止めが効かない場合がおおいです。
また、手数料も高いものが多いです。
国の制度を利用しよう
積み立てNISAやイデコといった税制優遇の制度を活用しましょう。
この2つは国が認めた投資信託しか購入できないので、全部とはいいませんが、悪いものが少ないです。
複利のちから
個別株はともかく、インデックス投資のアメリカや世界全体株は毎年4〜7%の成長が見込まれます。
1年目
インデックス投資に100万円分投資
2年目105万円(100✕1.05)
3年目110.25万円(105✕1.05)
4年目115.76万円(110.25✕1.05)
5年目121.55万円(115.76✕1.05)

複利の力は20世紀最大の発明とアインシュタイン(だったかな💦)が言っていたくらいスゴイんだぜ✨
もちろん前年に比べて下がる年もありますが、長いスパンで見れば右肩上がりに伸びていくと言われています。
株式に連動したインデックス投資はこの世界やアメリカの成長に乗っかろうというほったらかし投資に最適なんです。
何のために投資するの?
そもそも何のために投資を始めるのか明確にしないと、短期で稼ごうとしてギャンブル的な投資になりがちです。
投資する目的を明確にしましょう。
- 老後資金
- 開業など夢の実現のため
- 子供の学費
- 趣味や旅行
短期でお金持ちを目指す人の末路

大資産家のウォーレン・バフェットの言葉
「多くの人が投資で失敗して退場するのは、短期でお金持ちになろうとするからだ」時間を味方につけるんや!
短い期間で投じた資金を何倍にする目的には投資は向きません。
投資商品でそれを狙うとギャンブルの要素が高くなるからです。
短い期間で高いリターンを狙うには高いレバレッジをかけてハイリスクのFX取引や信用株取引で勝負する必要があるからです。
当たれば大きく、外れたら退場という厳しい世界です。
よく【50万円のもとででFX取引や株式投資、仮想通貨で億り人】なんて成功した方のサイトや本も多くあります。
でもこれは成功者バイアスがかっています。
同様に短期間でハイリターンを狙った多くの人は失敗して、その屍の上にひと握りの成功した人が発信をしています。

屍(しかばね)にはとうぜん
この筆者も含まれています✝
そのレアケースを参考にして、これをやれば儲かるんだと安易に同じ手法で投資をすると失敗します。
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