登録販売者の全5章にはさまざまな数字が出てきます。
勉強をしているとその数字がこんがらがって迷ってしまうときもあります。
各章ごとの数字をなるべく覚えやすくまとめてみました。毎日ちょっとずつでも攻略していきましょう☆
1章の覚えるべき数字
医薬品リスク評価
・LD50とは50%致死量

50だから50%は連想できるけど、致死量を
「有効性」と置き換える問題多し‼︎
小児と高齢者
・新生児 生後4週未満
・乳児 生後4週以上〜1歳未満
・幼児 1歳以上〜7歳未満
・小児 7歳以上〜15歳未満
2章の覚えるべき数字
消化器系
・消化管は口腔から肛門まで平均9メートル
・小腸は上部にある空腸が40%、回腸は60%

回腸のほうがグルグル回って長そうだろ❗️❓
だから回腸のほうが長くて60%だ‼︎
血液
・血漿の90%は水分
・血液の40%は赤血球
・白血球の60%は好中球

血漿とか血球とかワケ分からなくなるよな💦
手を切って出てくる赤い血が「血液」だ
そして血液は「血漿と血球」でできてるんだ
そんで血漿は90%の「水分」とタンパク質などで構成されてる
血球は「赤血球・白血球・血小板」でできてるぜい♪
眼球
・眼球は6本の眼筋で強膜につながっている

6本を→4本や8本に置き換えてくる問題おおし!
中枢神経系
・脳は血液の循環量の15%
・脳は全身の酸素の消費量の20%を消費している
・脳はブドウ糖の消費量の25%を占めている

上の三つの数字を入れ替えた問題が多いから
とりあえずは一番大きいブドウ糖の25%を押さえとこな♪
「脳は大食い」なんだ笑
薬物の副作用
・ショック(アナフィラキシー)は発症の進行が早く通常2時間以内に急変する
・皮膚粘膜癌症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)は原因医薬品の使用後2週間以内に発症することが多い
・間質性肺炎は原因となる医薬品の使用から1〜2週間で起こることが多い

「間質性肺炎」ときたら原因薬品で超頻出な
「小柴胡湯」もいっしょに覚えとこ♪
・喘息は原因薬品の摂取後に短時間(1時間以内)で発症する
3章の覚えるべき数字
風邪薬
・かぜは通常数日から1週間程度で自然に良くなっていく
・グリチルリチン酸二カリウムは医薬品としての1日の摂取量は200mgを超えてはいけない
・抗ヒスタミン成分は15歳未満の小児には副作用が起きやすいので使用を避ける
眠気を防止する薬
・眠気防止のための薬に含まれるカフェインは1回の摂取量は200mg・1日の摂取量は500mgが上限

カフェイン1日と1回の摂取量を入れ替えて聞いてくる問題も多いんや
小児と薬
・漢方処方製剤は生後3ヶ月未満の乳児に使用してはいけない
局所麻酔成分
・アミノ安息香酸エチルは6歳未満の小児への使用は避ける
強心薬
・生薬のセンソは1日5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定される

ちなみにセンソはカエルの毒腺から抽出されるんだって〜コワっ
コレステロール
・LDL 140mg/dL以上
HDL 40mg/dL未満
中性脂肪150mg/dL以上
以上のどれか一つでも当てはまれば脂質異常症である

この数字も10mg単位で増減して聞いてくる問題が多いからがんばって3つ覚えとこな💦
貧血用薬
・貧血用薬を服用する前後30分以内にタンニン酸(お茶類やコーヒー、ワインなど)を摂取すると鉄の吸収が悪くなる

服用の時間よりも「吸収が良くなる」と引っ掛けてくる
問題が多いからよく問題文を読んでや〜
循環器用薬
・ユビデカレノン(コエンザイムQ10)はビタミンB群とともにエネルギー代謝に働く目的で使用されるが、2週間使用して効果が現れなければそれ以上は使用を控える・15歳未満の小児むけの製品はない・強心薬との併用は❌

ユビデカレノンより「コエンザイムQ10」のほうが聞き慣れてるけど、さいきんどのエリアでもメッチャ頻出なんだぜい!
覚えといて損なしや!
登録販売者の試験問題にはホントに数字を問う問題や入れ替えてくる問題が多いです^^;
いちどに覚えようとせず、すこ〜しずつで大丈夫ですよ♪
自分に合った語呂合わせや覚えかたでちょっとずつ攻略して行きましょ〜😤
皮膚のくすり
・インドメタシンは11歳未満の小児むけの製品はない
禁煙補助剤
・禁煙に伴うイライラや離脱症状は禁煙開始から1〜2週間で起こることが多い
殺虫剤・忌避剤
・ディートは生後6ヶ月未満の乳児への使用は避ける
妊娠検査薬
・妊娠検査薬は月経予定日が過ぎてから1週目以降で、採尿は早朝尿の採取がすすめられている。
検査薬の取り扱いは温度の影響を受けやすいため、冷蔵庫内での保管は望ましくない

妊娠検査薬は引っ掛けが多くて赤字にしたところの入れ替えの引っ掛けが多いんや
4章の覚えるべき数字
登録販売者に関する法律
・登録販売者は一般用薬品の販売または授与に従事しなくなった時は登録販売者名簿から登録の削除の申請を30日以内に申請しなくてはいけない
①登録番号及び登録年月日
②本籍地都道府県(住所の変更は届出不要)、氏名、生年月日、性別
③登録販売者試験合格の年月日及び試験施行地都道府県名
④その他都道府県知事が必要と認める事項
①〜④までの登録事項に変更があった場合は30日以内に届け出なくてはいけない
・登録販売者が店舗管理者になるためには薬剤師または登録販売者の管理者のもとで一般従事者として業務に当たった期間が、過去5年間のうち通算して2年間あることが必要
毒薬・劇薬の販売と譲渡手続き
・劇薬または毒薬を販売するときには譲渡文書を記載し、譲渡した日から2年間の保管をしなければいけない
・毒薬または劇薬を14歳未満の者、その他安全な取扱いに不安のある者に交付する事は禁止されている

私は逆に「14歳以上なら買えるんだ」と驚いたけど…14歳を違う年齢で引っ掛けてくる問題が多いです💦
医薬品の販売業の許可
・許可の更新は薬局・店舗販売業・配置販売業・卸売り販売業いずれも6年で更新
販売時の記録事項
・要指導薬品・第一類医薬品を販売したときには販売した記録を2年間保存しなければいけない
リスクに応じた医薬品の陳列
・指定第二類医薬品は情報提供を行うための設備から7メートル以内に陳列しなければいけない

ただし、鍵をかけた設備や、陳列設備から1.2メートルの範囲に立入ができない(カウンターなど)場合は陳列OKや♪
5章の覚えるべき数字
製品表示
・一回服用量中0・1mlを超えるアルコールを含有する内服液剤は「アルコールを含有し、その分量」が記載されている
・適切な保存条件の下で製造後3年を超えて品質が安定している事が確認されている医薬品は使用期限の表示が義務付けられていない

ややこしい言い回しだけど、要は使用期限を記載しなくてもOKってことや
安全性情報
・緊急安全性情報(イエローレター)と安全性情報(ブルーレター)の両方とも1ヶ月以内に情報伝達されなければならない
企業からの副作用報告制度
・研究報告は30日以内に報告書を総合機構に提出すること
・使用上の注意から予測できない国内外の重篤な症例/死亡症例/感染症報告/外国での措置報告は15日以内に報告

ちなみに使用上の注意から予測できない国内の非重篤な症例は定期報告や♪
・ダイレクトOTCは10年を超えない範囲で承認後の使用成績等を厚生労働省へ提出(再審査制度)
・スイッチOTCは承認後一定期間(おおむね3年)の報告が求められる
・複数の専門家が医薬品の販売等に携わっている場合でも健康被害の情報に直接接した専門家1名から報告書が提出されれば十分である。
また報告期限は特に定められていない
医薬品副作用被害救済制度の給付
・医療費、医療手当、遺族年金、遺族一時金、葬祭料の請求期限はすべて5年以内
・障害年金、障害児養育年金の請求期限はない。また、対象はいずれも18歳未満が対象
・遺族年金の給付期間は最高で10年間が限度

ここも数字の入れ替え問題の多発地帯や
医薬品の適正使用のための啓発活動
・「薬と健康の週間」 実施期間10月17日〜23日の1週間
・「国際麻薬乱用撲滅デー」 実施期間6月20日〜7月19日の1ヶ月間

「薬と健康の週間」の日付を変えた問いがよく出る☆遠いな兄さんで覚えたで〜「1017ー23とおいなにさん」や笑
相談すること
・アスピリンとイブプロフェンは15歳未満の小児には使用しないこと
終わりに
試験に頻出の数字をまとめてみましたが私も覚えるのが大変でした💦
でもきっと私にも覚えられたので、大丈夫です!
頑張ってください☆

なかなか全部は覚えられないけどチョットづつ覚えてこな〜
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