高校時代から「コンプレックス」を改善しようと奮闘したお話しです。
結論:プロテイン飲んで 筋トレしても体重に変化はなかったが体格は変った
20年近く「太ろう」といろいろと試してきましたがある時期を除いて、体重の変化はほとんどありませんでした。
でも嬉しいことに「体型」はただのガリから細マッチョまで行かずとも細々マッチョくらいにはなりました(=^・^=)
高校時代から変わらない体重
私は高校三年生くらいから身長167cm体重48kgの体型をキープしています。

結果として変わっていないのは「キープ」とは言わねーぞ!
そしてわたしの周りにはダイエットをしている方はけっこういるのですが、太ろうと頑張っている方は皆無です。
頑張ってやせようとがんばっているダイエッターの人にとっては嫌味に聞こえるかもせれませんがヤセにはヤセの悩みがあるんです。
オトコに生まれたからにはマッチョとはいかなくとも中肉中背くらいの普通サイズには憧れます。
理想は170cm55kg!!身長を伸ばすのはなかなか難しいですが体重ならどうにかなるはず!!とかれこれ20年あがき続けました💦
太らない体質≒ハードゲイナー
いろいろと調べると私のように太れない体質の人を「ハードゲイナー」と言うそうです。特徴は下記の通りです。
ハードゲイナー診断 男性編
ハードゲイナーの特徴を下記にまとめてみました。
手首が細い
片方の手首をもう片方の手の親指と中指で掴んでそこにスキマができる。

脂肪や筋肉がつきにくい
暴飲暴食やジャンクフードを常食していてもたいして体重が変わらない。
親もやせている遺伝説
遺伝…
代謝がよすぎるor吸収が悪い
食事をしても極端にカロリーなどの代謝がよい、もしくは胃腸での栄養吸収が悪い。
お腹が弱い
下痢しがちな人が多いようです。便秘は肥満の元、下痢はハードゲイナーの元?
ちなみに私は
ぜんぶ当てはまりました💦
ウェイトアップの為に取り組んだこと5選
自宅で自重トレーニング

まずは王道の「腕立て・腹筋・懸垂」週に2回それぞれ回数は決めずに「限界まで」やりました。
もうかれこれ20年以上挫折を繰り返しながらもやっています。継続は力なりです(笑)
近所のジム通いで筋トレ
5年前に自宅トレの自分のモチベーション維持に限界を感じて近所の日帰り温泉施設に併設されたジムに入会しました。
市営とはいえベンチプレスや…おりゃ~っと引っ張るやつとか、足でおりゃ~っと押したり引いたりするのとかその他もろもろのよく見るジムのマシーンたちが勢揃い!(いずれも名前分からず)
これには気持ちが上がりました⤴
休みの日どころか会社帰りに自転車をこいで夜な夜な通っていました。
自宅トレと違うのはやっぱり様々な人達がトレーニングをしているんです。(当たり前)これには刺激されました。
市営だから無料でトレーナーさんにアドバイスを頂けたり、お安く通えて気持ちも上がってとてもたのしかったです。
気になる会費も市営のために会費が激安で、半年でなんと500円!
本当にありがとうございますという気持ちで通っていましたが、当然いつも大盛況💦
当たり前ですね 結果なかなかマシーンが使えなくて頓挫^^;
ランニング
ランニングといえば「カロリー消費」のイメージですが実は
立派な筋トレです💪
だいたい5kmくらいから調子のいいときで10kmくらい走りますが後から筋肉痛がきます⚡
筋肉に効いているってことですね。筋トレと言うと上腕筋や胸筋に目が行きがちですが(たしかに目立ちますからね)体の筋肉で一番大きな部位は足です。大きな筋肉から鍛えるのが鉄則です✨
最初は3kmを走るのも辛かったのですが、今では体の酸素がすべて入れ替わるような気持ちで走っているイメージで、高揚感に包まれて、これがランナーズハイか?!と感じるくらいに気持よく走れるようになりました。
これは今でも継続して実施できている良い習慣です。5〜10km位は走れるようになりました。
食事改善とプロテイン
やっぱりいくら筋トレをしても食べるものの量と中身にフォーカスしていないと筋肉や脂肪も付いてくれません。
せっかくヒーヒー言って運動したのでその努力を最大限に反映させるために数年前まで飲んでいた「プロテイン」✨
結果として気持ちの問題レベルで効いてるような効いてないような…
効果があまり実感できないのと年齢的に過度なタンパク質は腎臓に負担(悲しすぎる中年事情)
がかかりそうなので止めました(笑)
自宅でのベンチプレスとサイクリング

格安の市営ジムで他のお客さんとの筋トレマシーンの奪い合い合戦に敗れて疲れ果てた結果、ベンチプレスをAmazonでポチリ。
家族に内緒だったので大炎上(賃貸2DK暮らし)
でも火だるまになりながら手に入れたプライベートベンチ君はお蔵入りもせず週1〜2の頻度で活躍中 だって部屋の片隅とはいえ
存在感半端ないので^^;
ハードゲイナーは寿命が短い
ヤセとポッチャリさんを比べて見ると寿命統計だとヤセより中性脂肪が程々にあるポッチャリさんの方が長生きということはよくテレビ屋ネットでも言われていますよね。
ただ病気などの結果としてやせている方が痩せの死亡率を引き上げている説もあります。
しかし間違いないのは痩せている、太っているに限らず「筋肉量」が寿命に関わっているのはさいきん言われているとおりです。
理由は筋肉量に比例して免疫力が強くなるそうです✨
太った人と、痩せた人の二人が同時に冬の海に投げ出されたらヤセの方が早く低体温症になって死ぬ。これもよく言われる話ですね(笑)
ぱっと見でヤセは神経質そう。たしかに彫りが深い顔だったり、コケた顔に目玉がギョロって…イヤだ〜(泣)それにくらべて、ポッチャリさんは優しそうな第一印象…

エビス様と貧乏神みたいな(笑)
過去で1番太ったのはガテン系のバイト時代
こんな私でも過去に1度だけ体重が10%もアップしたことがあるんです!
それは新卒で入った会社を退職してプー太郎のときにクロネコヤマトにバイトで雇われていたときです。
その配送センターで荷物仕分けの仕事をやっていたときが私の人生史上もっとも体重が増えました(笑)
仕事の内容は秋口のハイシーズンに延々と運ばれてくる青果満載の15〜20kgのダンボールを持ち上げてひたすらベルトコンベヤーに乗せるという生産性抜群の仕事でした。
初日にバイトから帰って布団に入った記憶が無く、気づいたら翌朝でした。
起きたら筋肉痛などのレベルではなく金縛りレベルで体をべットから起こすことができません。
転がって寝たまま着替えてどうにかこうにか翌日もバイトに行きました。 いま思えば後にも先にもこれが最強の筋トレでした💪
そんな生活を半年も続けたある日に体重計に乗ったらまさかの52kg^^;
そのときに悟ったのが遺伝や体質的なものを抜きで考えれば体を形成するのは生活習慣なのだということでした。
筋トレをたかだか週2の一回3〜5分程度3セットやったとしても普段の生活の時間の断片的なものに過ぎないということ。
毎日フルタイムの仕事運で動強度を上げれば、結果として食も太くなり体を大きくすることをを学びました。
その後転職して、毎日の運動強度が減ると、見事にもとの48㎏(-_-;)にもどりました(笑)
「太りたい」とお考えのかたは筋トレよりも日常の運動強度を上げれば高い確率でウェイトアップできます。
筋トレなんかしてもムダ?
以上のように20年間ハードゲイナーという体質に負けまいとあがき続けてきましたが、結局今の体重は48kgです。
でもまったく無駄だったのかと言われれば、胸を張ってNOと言える自信があります。
最後に良かったことをまとめてみました。
ユル逆三角形の体を手に入れた
体重だけ見れば20年前と変わりがありませんが、今の私にはそこそこの大胸筋と背筋がつき、体型は20年前から大きく変わりました。
筋トレやランは絶対に裏切りません💪
姿勢に気をつけるようになった
やせている人って姿勢が悪い方が多くありませんか?
それは体を支えるはずの筋力が少ないために、良い姿勢を保てないのです。
座っているときはズルズルとイスから腰が離れていき、歩いているときや直立しているときはなぜか前に傾倒したり、腰が曲がっていたりしている方を多く見かけます。
私はある程度は筋力がついたおかげで良い姿勢を保てるようになりました。
結果として体の小ささを姿勢でカバーできるようになりました。まずはいつでも背筋を伸ばすことから始めましょう。
前向きなメンタルを手に入れた
筋トレや運動をしていると、さまざまな興奮物質が身体で生成されます。
これによって私は悩みはもちろんありますが、体を動かすことであまり大きなストレスに感じなくなりました。
筋トレやそこそこの距離を走るランなどはやっぱりツライんです。
その適度なストレスを感じることで日常のストレスに対する強度が高まりました。
最後に
もしあなたがハードゲイナー体質の方に久々に会って【痩せた?】という言葉は、太っている方に【太った?】と言うより100倍こころに応えますのでお気をつけください(笑)
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
あしたも皆さんにとっていい日でありますように✨

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