ことし受験の方は必ず確認!【現行の参考書では今年の試験問題に未対応】です!
2022年3月に登録販売者の今年の試験問題に大きな影響がある「手引きの改訂」が厚生労働省から発表されました。
前回の改訂が平成30年(2018年)ですから約4年ぶりの改訂です。
下に厚生労働省のHPの手引きに飛べるリンクを貼りました🔗
この改訂をしっかり押さえておかないと、少なくとも試験で数問~十数問単位で落とします!
今、まさに勉強中の方や、これから試験勉強を始める方に向けて、改訂によって勉強法や参考書はどうするの?という悩みにお答えします。
その前に「手引きの改訂」ってそもそもなんなの?
といった困り事を解決する内容となっております(*^^*)

かんたんに説明すると
「手引き」は各都道府県は登録販売者の試験問題はこれを基にして作りなさいよと、厚生労働省から発信されている大元となる指針みたいなもの。
「改訂」とは、その手引きの内容に変更がありましたよということ。
つまり、試験問題の内容も改訂によって変わるってことだニャ!
2022.6.1追記
現在書店に「2022年度版」の登録販売者の参考書が並び始めましたが、どれも今回の「2022年改訂」に対応していません。今後発売されると思いますが、必ず「2022年改訂対応」などと表紙に記載されるはずですので、ご確認の上ご購入くださいね(^^;;
2022.6.17追記
2022年度手引きの改訂に対応した参考書の予約がAmazonや楽天で始まりました。それぞれのサイトに行けるリンクをまとめましたので、ご確認いただければ幸いです。
↓

登録販売者の手引きの改訂改定で必ずやるべきこと
なにをおいても、なにが変更されたのかの確認です。
↓厚生労働省HPの改訂に飛べるリンクを貼りましたので、確認してください👀
それでは「手引き」は全部で410ページくらいありますが、しっっかりと確認して試験勉強がんばって〜
終わり

ってオイ!
どんだけ放置プレイやねん💢
ちゃんと説明せいや!!
す、スミマセン…
まず厚生労働省のHPにアクセスすると、3つの資料があると思います。
その中の最後の3つ目
(参考)平成30年からの改訂履歴入り
のPDFを確認してください👀
(他の2つの資料では今回の改訂箇所がどこか分かりません。)
今回の改訂の変更箇所は青字で記載されていますので、変更点を確認できます。
青の横線の消し込みは、今年からは出ませんよという削除箇所ですね。
手引きの改訂で今やるべきこと
4年ぶりということもあり、改訂箇所が多いですね(汗)
よりによってなんで今年なの!?
と思ってしまいますが少なくとも4月初旬の「今」そこに時間を費やしても仕方ありません。
追記:6月に入っても2022改訂版の参考書が発売されません。
改訂内容にはざっくり目を通しておきましょう。
1章2章の3章改定部分をポイントをしぼってまとめましたのでご活用ください☆



すでに勉強を終えた章や、いま勉強している箇所に変更があるところは、お使いの参考書に追記、もしくは横線で消し込んでおきましょう。
そしてなんのこっちゃやら分かりませんと言うところは、今はスルーしておけばOKです。
勉強を進める中で必ず、「あ〜ココね」っと分かる時が来るはずです。

勉強の進捗で、人によっては今確認しなきゃいけない人と、
まだ気にしなくていい人に分かれるってこっちゃ🎵
手引きの改訂で1番の困るのは「過去問がない」こと

今年の3月に改訂された「手引きの改訂」は当然ですが、昨年までの「過去問」にはありません。
つまり問題の傾向や、登録販売者試験の独特の問題の言い回しなどもわからないということです。
過去問も試験勉強で数をこなしてくると独特の問いかたや、問題の傾向がどのエリアでも共通しているものです。
過去問題には「こうきたらこうね」といった法則みたいなものがあります。
しかし今年新たに加わった改訂に関しての問題は、どんな形で出題されるかわかりません。
コレが一番の問題点です。
今から登録販売者の勉強を始める方

今回の「手引きの改訂」が反映された参考書は今年中には発売されます。
しかしこの改訂は3月の後半に発表されたばかりなので、おそらく早い出版社でも4月中に改訂版の参考書の発売は難しいです。
それまで試験勉強は、お預けなんて時間の無駄なので、先輩から借りるなり、ブックオフやメルカリで買うなりして勉強を始めましょう🖋
ただその際はくれぐれも前回の改訂があった2018年改訂版以降の参考書を購入してください。
改訂版の参考書が発売されたら必ず目を通す
例年だと5〜6月には改訂版の参考書が発売されます。
例年だとその年の参考書が発売されるのが5~6月が多いので、4月の後半くらいからリサーチしていきましょう🔍️
目印は表紙に「2022年改訂版」などと記載されているはずですから、それを目印に参考書を探してください。
「厚生労働省の手引きを確認すれば新しい参考書はいらないんじゃない?」と考える方もいらっしゃると思います。
しかしご覧いただければ分かるとおもいますが、改訂箇所が分かっても、範囲が広すぎて的が絞れません。
参考書を販売している出版社は、過去の改訂のときも参考書を編集して、各都道府県の試験問題にも精通しています。
いわば「プロ」なので、改訂によって出題されそうなポイントを分かりやすくまとめてくれているはずです。

その道のプロがまとめてくれてるんやから参考にしよ🎵
ですので、今年の改訂が反映された参考書を購入する価値は非常に高いです。(勉強はもう始めてくださいね💦)

毎年の試験問題にはトレンドがある
登録販売者が活躍する医薬品の商品にもトレンドがあります。
近年であれば「コロナ」で需要の上がった殺菌消毒成分などが試験でも頻出な傾向にあります。
逆に手引き(参考書)には載っているのに、薬局で販売している医薬品には、ほとんど配合されていない薬効成分もあります。
そういったものは今回のような「手引きの改訂」によって削除されていきます。
つまり今年の改訂によって新たに加わった成分は、現在のトレンドを反映されています。
つまり今年の試験に出やすい傾向にあります。
しかし先ほどもお伝えしたように改訂した箇所を全て覚えるなんて時間のムダです。
そちらは今年の改訂版の参考書の発売を待って、確認しつつ覚えればOKです。
手引きの改訂でまずは1章を押える
勉強されている方ならお分かりかと思いますが、1章は範囲も狭く、暗記する項目も他の章に比べて少ないので、確実にとりたい得点源です。
今回の改訂でいちばん覚えやすく、主観ですがテストに出る予想が立てやすいのが1章の改訂の範囲です。
改訂版の参考書が出る前に確認しておきたい方は、「1章の改訂」の重要な点をまとめてみましたので、こちらからご覧いただけます↓
2章の改定のポイントはこちら↓

4章の改訂が多い
今年の改訂を章ごとに見てみると下のようになります。
1章
出題されるであろう改訂が多いが、押え所が明確。
2章
改訂少なめなので、昨年までの参考書でも十分いけそう
3章
比較的に改訂少なめなので、昨年までの参考書をしっかり勉強しましょう。
4章
○改訂が多く、昨年までの参考書が役にたたないかもしれない。
○今までの制度が変更というよりは、その制度を基盤に、より詳細な説明が大量に追加された(追加部分がどれだけ試験に反映されるか不明)
○4章の法規は独特な言い回しも多く、改訂版の参考書が発売されるまでは他の章の勉強に注力した方が効率的
5章
比較的に改訂少なめなので、昨年までの参考書をしっかり勉強しましょう。
まとめ
2022年の改訂については最初に申し上げたように、いま(4月現在)焦る必要も、丸暗記する必要もないです。
あくまで参考程度に厚生労働省のHPをサラッと見る程度にしておかないと、なんていったって410Pです(汗)
まともに手引きと向かい合っては、心が折れてしまいます。
今は通常通りの勉強法を積み重ねていく方が重要です。

6月入っても改訂版のテキストが発売されない…
改定部分も徐々に進めよう!
試験まではまだ時間があるので自分のペースを崩さずがんばってください。
追記
手引きの改訂箇所がおおく、特に4章がえげつないです。
今年に限っては、改訂版の参考書の購入が必須になるかもしれません。
書店で発売されたら早めに目を通して各章の改訂の要点を押さえるのが重要です。
おすすめの参考書
今年の5月以降に発売される2022改訂版の参考書は、昨年まで販売されていた参考書に、改訂されて変更がなされたものが発売されます。
参考書の構成が変わるわけではありませんので、昨年まで販売されていたオススメの参考書をまとめてみました🖊️
よろしければ参考にしてください📖

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